Q.1 お弁当ができあがったので、食中毒菌がつかないよう、すぐにふたをしめた。
食中毒菌が増える条件は主に3つ
・水分(湿度・湯気など)
・栄養
・温度
お弁当ができたからといって、ふたをすぐに閉めてしまうと、これらの3つの条件が揃ってしまい、食中毒菌が増えてしまいます。
お弁当のふたは、お弁当を完全に冷ましてから閉めるようにしましょう。おかずをそれぞれ冷ましてから詰めた方が、早く冷めます。
十分に冷ますことができなかった場合や、暑い時期は、保冷剤を活用しましょう。
最近は保冷剤がセットになったお弁当箱もありますので、活用しましょう。
Q.2 ミニトマトは色がきれいなので、へたをついたままでお弁当に詰めた。
ミニトマトのへたの周りのように、細かいくぼみがある部分には、水で洗っても細菌が残ってしまうことがあります。
洗う前にへたを取り、水分をペーパータオルなどで拭き取ってから詰めましょう。
Q.3 朝は忙しいので、作り置きのおかずをそのままお弁当のおかずにした。
冷蔵庫や冷凍庫に保存していても、お弁当のおかずとして持ち運びする間に、食中毒菌が増えてしまうことがあります。
作り置きした食材をお弁当に詰めるときは、必ず再加熱し、よく冷ましてから詰めるようにしましょう。